桃源郷

境界性パーソナリティ障害 愛着障害 うつ病 精神疾患と向き合うブログです。

過去を巡る 〜20代後半⑤〜

離婚したいと言われてから妻は精神状態がおかしくなってしまいました。


見るからに落ち込んでふさぎ込み、集中力がなくなりボーッとする時間が増え家事も手につかなくなり、挙句の果てに仕事もクビになったそうです。

 

今まで悪かった、これからは行動を改める、もう二度と悲しませるようなことはしない、夫婦関係をやり直したい、夫婦で幸せになりたい、ということを口にするようになり、それを手紙にしてみたり、とにかく離婚をしたくないと伝えてきました。

 

この妻の強い意思があり、前回書いた通りEさんとお別れして妻と生きていく覚悟を決めました。

 

妻は子供が欲しいと言いました。
日本には子はかすがいということわざがあります。
大辞林によると、子に対する愛情によって夫婦の間が緊密になり夫婦の縁がつなぎとめられるということだそうです。


夫婦関係の修復に子供の命を道具として使うのは如何なものかとも思いますが、結婚して約4年、ここにきて初めて子供を作ることにしました。

 

正直もう妻のことを女性として見ることはできなくなっていたので子作りは辛いものでした。