桃源郷

境界性パーソナリティ障害 愛着障害 うつ病 精神疾患と向き合うブログです。

過去を巡る 〜中学三年生〜

中学2年生の時に自分の生き方に疑問を感じるようになって以来、外の世界に興味を持つようになりました。

 

夏に中体連が終わって部活を引退すると今までよりも自由な時間が増えましたので、その時間を利用してパソコンのインターネットのやり方を学び、インターネットのサイトを通して他県の中学生とチャットで交流するようになりました。

 

ネットの友達とのチャットを通して自分(と自分の学校)と友達(と友達の学校)との価値観の違いを感じ取ることができ、有意義な時間となりました。

 

今思い返すと、SNSがなかった時代に人脈を広げるべく自ら新しい世界に飛び込んでいくなんてなかなか積極的に行動したなぁと思います。

 

特に仲良くなったのが大分県に住む1つ年下のEさんという女の子でした。チャットだけでは足りず、電話番号を交換して毎日何時間も電話をしました。
(電話しすぎてEさんの電話代が約10万円にもなり、親に怒られたそうです。)
Eさんは親が美容師で、まだ中学生なのに親の仕事を手伝いながら自身も美容師を目指していました。

 

漫然と勉強だけをしていた自分にとっては既に進路を決めて努力できているEさんが素敵に見えましたし、尊敬していました。
Eさんは春休みに福岡まで来てくれたので一日一緒に遊びました。

 

こうして外の世界から刺激を受けるにつれ、だんだん親の言いなりになって生きている自分を恥じて悔いるようになりました。


やがて親や学校に対して強く反発するようになります。