桃源郷

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コーヒーブレイク 〜大学受験〜

勉強ばかりしてきたおかげで大学受験のノウハウを多少持っていますので、今回は大学受験こぼれ話でも書こうと思います。

 

自分が行った大学は早稲田大学ですが、出身校を答えると「頭良いね」と言われることがよくあります。

 

でも実際のところ、この大学に合格するのは難しいことはないと思っています。
ある程度努力すれば誰でも入れる大学です。

 

早稲田大学は4学年の在籍者数が4万人超です。東京ドームを9割埋めるほどの生徒がいるという計算で、つまり早稲田の学生なんて決して珍しくなくその辺にウヨウヨいるということです。

 

本屋に行って入学試験の過去問をパラパラめくってると試験科目がたったの3つしかないことに気付くと思います。文系学部であれば基本的に英語・国語・社会だけです。

 

一方で東京大学センター試験と2次試験があり、入試科目は英語・国語・数学2科目・理科2科目・社会2科目。
合計8科目です。

 

東京大学は科目数も多いですが一つ一つの科目においてジャンルが多彩なのも厄介です。
例えば英語ならリスニング・和訳・英訳・文法問題、国語なら現代文・古文・漢文…つまりあらゆるジャンルをオールマイティに勉強しておく必要があります。
とりわけ社会は激ムズです。ある程度腕に自信がある人でも0点をとってしまう可能性も十分にあります。社会は徹底的にやり込む必要があります。

 

早稲田大学は英語はリスニングなんてありませんし、記号を選択する問題がメイン。国語も漢文なんてなかったと思います。

 

よって早稲田大学東京大学と比較すると科目数が圧倒的に少なく、出題形式としても楽なのです。

早稲田に合格するまでの勉強時間は東京大学合格の3分の1で済むと思います。

 

また、試験も決して高得点を取る必要はなく、学部にもよりますが6割くらいの正答率で合格最低点に届いたりします。

自分の場合は国語と社会だけで合格最低点に到達しましたし、つまり苦手な科目があるという人は残りの2科目で頑張れば合格可能ということです。

 


次に科目別に見ていきます。

 

まずは国語。
現代文は勉強しなくていいです。小説を読んだり、周りとの日常会話の中で勝手に人間の思考能力は伸びていくので敢えて受験のための勉強は不要かな、と。
あと古文は教科書は要らないです。本屋に行けばマドンナ古文という参考書があるので、それ一冊学べば十分です。マドンナ古文は全ての参考書の中でナンバーワンだと思ってます。

 

英語。
なんだかんだで英単語をちゃんと覚えておけば文法が曖昧でも何とかなります。
あとは毎日英文と和訳をにらめっこしていればだんだん英語が読めるようになっていきます。

 

最後に社会。
暗記すればいいだけなので一番簡単だと思います。

 

社会に限ったことではありませんが暗記のコツは「不完全に何度も学習する」です。1回の学習で一気に覚えるのは天才でもない限り不可能です。
なんとな〜く暗記して睡眠をとり、次の日にまたなんとな〜く暗記して寝る、ということを毎日繰り返せばいいと思います。
睡眠は大切で、寝ている間に脳が整理され暗記したことが記憶になっていくのでたくさん寝ると点数が伸びると思います。

受験勉強というと夜更かしして勉強とイメージしがちですが、夜更かしなんてしなくていいです。一夜漬けなんてもってのほかです。